株式会社ZIPAIR TOKYO

JALグループZIPAIRが選んだデジタルサイネージの最適解とは?

Home / 種類 / インタビュー / JALグループZIPAIRが選んだデジタルサイネージの最適解とは?
株式会社ZIPAIR TOKYO
業種: 航空・鉄道
エリア: 千葉県
プロジェクト年: 2023
タグ: 社内業務活用, インナーブランディング

「NEW BASIC AIRLINE」という新しいコンセプトのもと、高品質なサービスとコスト効率を両立させたJALグループの株式会社ZIPAIR TOKYOは、 オフィス作りにおいても丁寧なおもてなしや利便性を追求しています。

お客様紹介

「NEW BASIC AIRLINE」
— ZIPAIRが提案する新しい空の旅

JALグループの株式会社ZIPAIR TOKYOは、「NEW BASIC AIRLINE」として、低コストで高品質なフライトサービスの提供を目指しています。従来のフルサービスキャリアと低価格航空会社の特徴を融合し、利便性と快適さを兼ね備えたフライト体験を実現しています。

特に、無料Wi-Fi、キャッシュレス決済、座席選択の自由度が大きな魅力です。さらに、フルフラットシートや多彩な機内食メニューなど、乗客のニーズに応じたオプションも充実しています。 公式サイトでは、料金情報や路線案内が紹介され、予約の管理や最新の運航情報も確認できます。これにより、利用者の利便性が高まっています。

快適なサービスを大切にしつつ、質を保ちながら手頃な料金で快適なフライトをお楽しみください。

経緯

オフィス拡張に伴う情報共有の課題と
デジタルサイネージ導入の背景

システム導入の背景と経緯

社員が500名を超えた際、オフィスの拡張を目的に大規模なリニューアルを行いました。企業規模の拡大に伴い、社員同士のコミュニケーションや、 会社や世界の有益な情報を効率的に取得できるデジタル環境の整備が課題となっていました。

この課題を解決するため、デジタルサイネージを活用した情報の共有や認知向上に向けた施策を進めてきました。 オフィスの改装に際し、問題解決の一環として、デジタルサイネージモニターを2か所にそれぞれ3面設置し、情報共有や認知の仕組みを 構築することを検討しました。

設置場所の1つ目はリフレッシュスペースで、主に会社関連の情報を発信する仕組みを考案。

2つ目は航空会社の中枢であるオペレーション調整スペースで、運航情報や管理情報、気象情報など、運航を統括するメンバーが重要な情報を 監視できる仕組みを検討しました。 検討を進める中で、複雑な内装に頼るのではなく、シンプルにインターネットを活用して課題を解決することを 目指していました。 このような経緯から、デジタルサイネージを提供する企業を探し始めました。

どのようなポイントを考慮してシステムを選定したか

選定の条件は3つありました。
1.コストを抑えること
2.ウェブサイトの放映が可能で、遠隔操作ができるシステムであること
3.納品までのリードタイムが短く(1~2ヶ月程度)、内装工事を伴わない簡易的なものであること

大手企業2社と株式会社アルネッツの合計3社のサービスを調査したところ、選定条件をすべて満たしていたのは株式会社アルネッツだけでした。コスト面では圧倒的に安く、驚くほどの低価格でした。

また、担当の営業の方から無料トライアルを提案していただくなど、非常に親身な対応をしていただき、導入もスムーズに進みました。

今回、大手企業2社にも話を伺いましたが、価格はもちろんのこと、機能面でも株式会社アルネッツに優る点はありませんでした。 大手企業との違いは知名度くらいですね(笑)。 3社を比較した結果、使いやすさも含めて株式会社アルネッツが最も良いと感じました。

当社製品の利用用途

導入前の構想どおり、モニター3面を2か所に設置しています。 リフレッシュスペースでは、企業ロゴや会社関連の情報を発信しています。また、定期的に情報に触れることでサブリミナル効果のような心理的な効果が生まれ、「ZIPAIRらしさ」を感じられる場所となりつつあります。 さらに、社員が主体となったイベント開催は、モニターを活用してその情報を放映したり、異動する社員へのお別れメッセージをデジタルサイネージで表示するなど、幅広く活用されています。 オペレーション調整スペースでは、運航に関わる業務が行われているため、デジタルサイネージに加えてテレビ放映に切り替えたり、 運航情報や気象情報、WEBサイトを表示させることで、世界中の情報をリアルタイムに確認できるようにしています。 今後は、空港内のチェックインカウンターの状況をオペレーション調整スペースでライブ放映するなど、デジタルサイネージの利用範囲をさらに広げる構想があります。常に運航に関わる情報が放映される環境を目指していきます。
icon
効果

デジタルサイネージ導入の効果:
情報共有の進化と社員の自主的活用

導入後の効果や利点

日々、重要情報や会社情報の放映をすることにより、社員が目にする機会が増えました。

デジタルサイネージを活用してみたいことや自発的な要望が上がってきています。自由に様々な情報を放映できることから、社内イベントの活用や、個々の社員から放映したい内容の要望が寄せられるなど、利用の幅が広がっています。

現在は、ブランディングチームや総務部が要望を集約し、放映内容の決定を行っています。また、1つのアカウントを使用して、複数の社員がデジタルサイネージの運用を行う仕組み作りも確立しました。

導入過程での課題と解決策

特に問題はありませんでした。届いた製品を接続するだけで使用できる状態だったため、特別な困難はありませんでした。強いて挙げるとすれば、壁掛けのモニターのため、STB(セットトップボックス)の設置方法には工夫が必要でした。製品に両面テープなどの付属品があれば、さらに便利だったと思います。

icon
メッセージ

「痒いところに手が届くシステム」
—さらなる発展への期待

今後の期待やメッセージ

株式会社ZIPAIR TOKYOのセキュリティルールに基づいて制作されたWEBサイトは、一定時間が経過するとセッションが切れてログアウトする仕組みになっています。 もちろん、WEBサイトの作り方やセキュリティポリシーを変更することが前提ですが、セッションが切れずに放映が続けられるようになれば、 再ログインの手間が省けて運用が楽になると考えています。 誉め言葉として、「痒いところに手が届くシステムだ」と感じています。オフィス作りに課題を持っている企業には、ぜひ積極的にアプローチしてほしいと思っています。